ドーム型テント比較
掲載モデルを同じ縮尺で、上から見た設営サイズで並べています。マス目は1m四方の目安です。
ポールを交差させて立てる、自立式のテントです。いちばんよく見る形ですが、同じ「ドーム」の名前で、ひとりで背負えるものから家族で囲むものまでが並びます。形が同じでも、重さも広さも値段も別物です。名前だけでは候補が減らないので、何人で使い、どう運ぶかを先に決めてから、重量と設営サイズを同じ項目で並べて確かめてください。
選び方の3つの軸
1「ドーム」は形の名前で、用途の名前ではない
他のタイプは、その形を選ぶ理由がはっきりしています。ドームだけは、背負って運ぶものと家族で囲むものが、同じ名前で同じ棚に並びます。価格も重量も幅が大きく、名前だけでは候補が1つも減りません。最初にすることは比べることではなく、条件を1つ決めて絞ることです。
2自立するから、場所を選ばない
ポールを組んだ時点で形になるので、ペグが効かない硬い地面やウッドデッキでも立ちます。立ててから位置をずらせるのも、この形の利点です。ただし自立と耐風は別の話で、張り綱とペグを省いてよいわけではありません。
3冬まで使えるものは限られる
地面との隙間をふさぐスカートが付くかどうかで、使える季節が変わります。ドームは3シーズンでの使用を前提にした設計が多く、スカート付きは例外にあたります。秋冬も使うなら、ここを最初に確認してください。
データが示すこと
- 現行48モデルの重量は 2.2kg(トレッカー ソロテントUV)から 15.4kg(どんぐり PANELドーム 290-BC)まで、約7倍の開きがあります。
- 実用人数は 1〜7人、全高は 105〜220cm。
- スカート付きは 9/48モデル。秋冬も使うなら、ここを最初に絞り込めます。
- 耐水圧(フライ)は 1,500〜3,000mm。
用途から絞る
背負って運ぶなら12モデル
4kg以下のモデル。他の装備と一緒に担げる重さです。徒歩やバイクで運ぶなら、まず重量から絞るのが確実です。
ふたりで使うなら11モデル
実用2人までで、車で運ぶ前提の重さのモデル。背負う必要がないぶん、生地や広さに余裕があります。
家族で使うなら12モデル
実用5人以上のモデル。大きくなるほど設営面積も重量も増えるので、区画の広さと積載を合わせて見てください。
その他のおすすめ13モデル
上の3つには当てはまりませんが、条件が特に偏っていないぶん、はじめの1張りにしやすい標準的なサイズです。
生産終了モデル8モデル
メーカーでの生産は終了しています(流通在庫が残っている場合があります)。比較の参考として掲載しています。
CSドームテント270UV〈5~6人用〉(キャリーバッグ付)
エクスギア アルミファミリージオドーム6UV(キャリーバッグ付)
エクスギア アルミツーリングドーム2UV(キャリーバッグ付)
オルディナスクリーンドームテント〈6人用〉(キャリーバッグ付)
レニアスドームテント〈5~6人用〉(キャリーバッグ付)
よくある質問
ドームテントとは?
ポールを交差させて骨組みを作り、それ自体で形が保たれるテントです。ペグを打たなくても立つため設営場所を選びにくく、立ててから位置を調整できます。掲載しているモデルもほとんどが自立式です。
ドームと2ルームはどう違う?
ドームは寝室にあたる部分だけ、2ルームはそこにリビングがつながった構造です。ドームの多くにも前室はありますが、靴や荷物を置く程度の広さです。座って過ごすリビングが欲しい場合はタープを足すことになります。設営の手間と積載はドームのほうが小さく、雨の日に過ごす時間の快適さは2ルームが上です。
ドームテントは冬に使える?
スカートの有無で変わります。地面との隙間から冷気が入るため、スカートのないモデルは秋冬には向きません。掲載モデルでスカート付きは限られるので、冬も使う予定なら最初に絞り込んでください。ただし閉め切ると結露しやすくなるので、ベンチレーションとセットで見る必要があります。
はじめての1張りにドームを選んでよい?
自立式で設営の手順が分かりやすく、扱いやすい形ではあります。ただし「ドーム」という名前は幅が広く、人数も重さも価格も大きく違うものが同じ名前で売られています。おすすめかどうかより、何人で使い、どう運ぶかを先に決めるほうが失敗しません。